基本のサワードウブレッドの焼き方


【ステップ 1】 – サワードウ スターター 元種の準備

サワードウブレッドは、基本的に小麦粉と水だけで焼く事が出来ます。粉と水を混ぜ、1~2週間程度、粉と水の追加と攪拌を繰り返す事でサワードウ・スターターと呼ばれる元種を起こす事出来ますが、このページでは、その元種からどのようにパンを焼いていくかという事を記録しています。

酵母を起こす事が出来たら、冷蔵庫に保存しておいて、パンを焼く前日、もしくは前夜に冷蔵庫から出し毎回小麦粉と水を足して元種が減ってしまう分を補っておきます。

用意するもの:

参考:
  • 日付 2020年4月8日
  • 室温 21℃
  • 湿度 43%

さて、今回は基本のサワードウブレッドという事で、全粒粉やライ麦などが入っていない、強力粉のみの白いパンを焼いてみようと思います。そこで、元種も強力粉のみから起こしたモノを使いたいと思います。実は、元種を起こす際には、精白粉よりもミネラルを多く含む全粒粉の方が発酵が進みやすいと言われています。しかし、今回はあえて強力粉のみでサワードウブレッドに挑戦してみようと思います。

1.スターター 90g に強力粉 45g と水 43cc を加えよく混ぜます。

元種のスターターと、それに新たに加える粉と水の合計の量が大体半々ぐらいになるようにしますが、慣れてきて、酵母も元気だと、元のスターターはもっと少なくても大丈夫ですし、きっちり計らなくても問題ありません。それと、加える粉と水ですが、それも大体半々になるようにしますが、強力粉だと水を同じ量加えると、少し種が緩くなり過ぎるように感じますので、僕は水の方を若干少なめに調整しています。

2. 室温で放置します。

温度や湿度によって、膨らみ方が違いますが、大体1~2時間でプクプクと気泡が表面に現れ、数時間すると量が2倍程度に膨らみます。今回は、パンを焼く前日の朝にスターターの準備を始めたので、半日で3倍程度まで膨らんでいました。翌日パンを焼くために、一旦混ぜて冷蔵庫に入れて就寝。膨らんだスターターを混ぜると中は網目状になっています。

例えば、パンを焼く前日の夜に、1. の作業をすれば、冷蔵庫に入れず混ぜてそのままキッチンに置いて寝てしまって構いません。翌日の朝には丁度2倍程度には膨らんでいると思います。


【ステップ 2】 – パン生地の生成

サワードウブレッドの生地を作ってみて、驚いたのはその簡単さです。パン作りでイメージする、生地を捏ねる行程の大変さとは全く違ったのです。サワードウブレッドでは、生地を捏ねる事はほとんどありません。パン作りは生地を捏ねるのが大変だというイメージばかりが先行していました。

サワードウブレッドで大事なのは、ただただ、ゆっくりと時間をかける事です。

用意するもの:

粉と水、塩を混ぜて生地を作る

1. 水に塩をよく溶かしてから、強力粉に注ぎます。混ぜる時は、捏ねるというよりも、粉と水を一つに纏めるというイメージです。まずはスクレーパーを使って、ボウルの底の方から粉を返していきます。徐々に粉と水が一体となっていきます。ある程度粉と水が混ざったら、今度は手で一まとまりにしていきます。

2. ボールにラップをかけて室温で30分から1時間放置します。捏ねてグルテンを生成するのではなく、時間をおく事でグルテンを生成します。

生地にサワードウ・スターターを混ぜる

3. 2でしばらく時間を置いた生地にサワードウ・スターターを混ぜていきます。まずは、2の生地を伸ばして広げます。端を持って広げれば、グルテンが生成されていて生地が伸びると思います。伸ばした生地にスターター60gを入れ、中央に包み込んでいくようにしながら、しばらく混ぜます。かなり水分量が多くベタベタと手にくっつく状態ですが、気にしなくて大丈夫です。

4. ボールにラップをかけて室温で30分から1時間放置します。

ストレッチ&フォールド

5. 1回目のストレッチ&フォールド。読んで字の如く、伸ばして折り畳むという感じです。丸くまとまっている生地を大体6~8回円形状に伸ばしては折り畳むという作業を繰り返します。捏ねるのではなく、優しく伸ばして折り畳む。これがポイントです。

6. ボールにラップをかけて室温で1~2時間放置します。

7. 2回目のストレッチ&フォールドです。少しずつ生地が膨らんできているので、その膨らみを出来るだけ潰さないように、1回目の時より優しく伸ばして折り畳みます。今度は大体4~6回ぐらい伸ばしては折り畳むという作業を繰り返します。

8. ボールにラップをかけて室温で2~3時間放置します。

生地を成形する

9. スクレーパーを使いながら、生地を優しくボールから粉をひいた台の上に移します。軽く四角く薄く伸ばし、上下左右で計4回ほど折り畳み軽く成形をして、30~60分ほど生地を休ませます。

10. 最後に4回ほど伸ばして折り畳むという作業を繰り返し、生地の表面を張らせ、形を楕円状に整えます。生地の表面に粉を振って、布をひいたバネトンバスケットに入れます。(粉を振った生地の表面がバスケットの底に来るようにひっくり返します。)

11. 最終の発酵過程です。大体2~3時間室温で置いておくと2倍ぐらいまで膨らみます。



【ステップ 3】 – パンを焼く

用意するもの:

1. オーブンにダッチオーブンを入れ250℃で予熱する。

2. 予熱が完了したら、生地をバスケットから取り出し、クッキングシートの上におく。

3. カミソリでクープを入れる。

4. ダッチオーブンを取り出し、クッキングシートごとダッチオーブンに入れ、蓋を閉めて230℃で25分焼く。

5. ダッチオーブンの蓋を開けて、240℃で10分焼く。

 


最近少し、レシピに改良を加えてみました。是非こちらもご覧ください。

いつものサワードウブレッドの 作り方を少し改良してみました。

 

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