サワードウで作るクラッカーの研究。ヨーテボリーのサワードウクラッカーが美味しい。


サワードウブレッドをずっと焼いていると、サワードウを使って、何か他の物を作ってみたくなることがあると思います。以前ここでも、サワードウを使って作る、クラッカーのレシピを紹介しました。

ほのかな酸味が美味しいサワードウで作るクラッカーのレシピ

この時作った、クラッカーですが、味はほのかな酸味があって美味しいなと思ったのですが、食感がガリガリとしていて思っていた感じとは少し違うものでした。

先日、KALDIで売られている、ヨーテボリー (Göteborgs)というスウェーデンのブランドが作っているサワードウのクラッカーを手に入れたので、次回のクラッカー作りの為に研究してみたいと思います。

まず、パッケージに記載されている原材料を見てみます。

材料 (ヨーテボリークラッカー):

  • 小麦粉
  • 植物油脂 (ひまわり油、オリーブオイル)
  • ライ麦粉
  • 小麦でん粉
  • サワー種
  • 砂糖
  • 食塩
  • 麦芽エキス
  • 酵母

確か、こう言う原材料表示って、含有量の多い順番に書かれているのですよね?だとしたらかなり油分が含まれている事になりますね。前回僕が作ったクラッカーと材料を比較してみます。

材料 (前回作ったサワードウクラッカー):

  • スターター (強力粉) 20g
  • スターター (ライ麦粉+全粒粉) 20g
  • 薄力粉 60g
  • オリーブオイル 大さじ2
  • 水 大さじ1
  • 砂糖 7g
  • 塩 3g

こうしてみると、まずスターターは強力粉のみで、30g程度で良さそうです。そして、薄力粉を60gに対してライ麦を10g程度混ぜると良さそうです。

材料 (次回制作用メモ):

  • 薄力粉 60g
  • オリーブオイル 35cc
  • スターター (強力粉) 30g
  • ライ麦粉 10g
  • 水 10cc
  • 砂糖 7g
  • 塩 3g

次回はこんな感じの材料でやってみたいと思います。

食感はかなり薄くて、そしてサクサク、パリパリです。少しパイ生地のような感触といえば伝わるでしょうか。結構油分が多いのだろうなと言うのと、成形の際に何度か伸ばして折り畳むと言うことをやっているのかもしれません。そして何より、最後しっかり伸ばして伸ばして、薄ーく仕上げなければなりません。

それと、前回は200度で15分ぐらい焼いたのですが、170~180度ぐらいで焼いた方が良いのだろうと思います。そうすればガリガリと硬い焼き締めた感じにならずに、サクサク、パリパリに仕上がるのではと思いました。

さぁ、次回のクラッカーはこんな感じに仕上がるでしょうか。まぁ、何にしろこのヨーテボリーのサワードウクラッカーはめっちゃ美味しいので、見かけたら是非一度買ってみてください。

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