ウチの息子はサワードウブレッド を固いと言って、食べてくれないので、1回、250gの粉でパンを焼くと、大体大人二人で5日から1週間分ぐらい。もっと色々試して焼いてみたいけど、なかなかそうもいかない。
今、家では、強力粉だけで起こしたスターターと、全粒粉とライ麦粉で起こしたスターターの2種が冷蔵庫に眠っている。1週間に1度パンを焼くペースだと、それぞれのスターターが2週間に1度のぐらいのペースでしか使えない。本当は1週間に1度ぐらいは、水と小麦粉の継ぎ足しをしてやらないといけないのだけど、ついめんどくさがって、放ったらかしになってしまう。特に夏が近づいて気温が高くなってくると、段々とパンを焼くモチベーションが下がってきてしまう。
前回、強力粉のスターターを使ってサワードウを焼いてから2週間以上が経ってしまった。その間冷蔵庫に放ったらかしになっていて、途中水と粉の継ぎ足しもしていなかった。
少し様子を見てみる。表面が乾いてしまって、匂いもかなりアルコール臭が強くなっている。乾いた表面を剥がしてみると、内部はかなりゆるくなって、水分が少し分離してきている。ただ、腐敗したような匂いは全くない。使えるのは問題なく使えると思うので、様子を見てみる。
乾いた表面は剥がして捨てる。そこに強力粉と同量の水を足して、よくかき混ぜる。通常なら、大体3時間ぐらいでスターターは倍ぐらいまで膨らむ。でも今回は、放置しすぎて酵母の力が大分弱っていたみたいで、なかなか膨らまず、倍ぐらいまで膨らむのに1日かかった。いつもなら、夜に冷蔵庫からスターターを出して、粉と水の継ぎ足しをして、翌日の朝にはスターターは倍以上、3倍ぐらいまで膨らんで、パンを焼く事が出来るのだけど、今回はもう一日スターターを育てる事に。
以前、粉と水を継ぎ足したサワードウを冷蔵庫に入れても翌日には2倍ぐらいに膨らんでいる事があったので、午前中に元のスターターの上部の約半分を捨て、強力粉と水を足しよくかき混ぜて、すぐに冷蔵庫に入れて様子を見ることに。しかし、今回、朝11時に冷蔵庫に入れて、12時間経っても、ほとんど変化が見られなかったので、夜寝る前にスターターを冷蔵庫から出した。
冷蔵庫で12時間、その後室温(約27℃)12時間で3倍ぐらいまで膨らんだ。中もしっかり網目状に気泡が入り、パンを焼ける状態まで復活。
ちなみに今回、復活したサワードウでこんな感じ焼けました。
今回は強力粉のスターター試して見ましたが、2週間程度の放置で、とくに腐敗しているような様子が無ければ、2日間の手入れでスターターは復活するという結果になりました。
サワードウスターターを管理する中で、捨ててしまうスターターがもったいないなと思う事があります。捨て種を利用して、美味しいパンケーキを焼いてみました。
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